まずは写真から
[amazonjs asin="4344025962" locale="JP" tmpl="Small" title="つらいことから書いてみようか名コラムニストが小学校5年生に語った文章の心得"]
「作文」って
・楽しかったこと
・おもしろかったこと
を書くものと思ってました。
だから、つまんねぇ!!だったんですね
「作文」って、↑のような楽しかったことやおもしろかったことを書かないと、先生にやり直し!!をされるのでは?(と、勝手に思ってました)
↑わからないけど、、、この本は、生きる力は、つらい体験を書くことで身についてきます!と、あります。
皆さんにもないでしょうか?自分のせいではないのに怒られたり、頑張ってやったのに全然褒められなかったり。私は、親にも学校の先生にも、そんな思いがいまだにあります。
子どもだからすぐ忘れるだろう
子どもだから傷つかないだろう
と、言うのは間違っていますよね。今、このブログを読んでくれている貴方も、子どものときに悔しかったり、つらかった思い出があるはずですから。本では、つらい気持ちを書く意味を、こう書かれています。
…文章は君たちの思いをすべて受け入れてくれるから、
叱られたことだって、そのことを思い直すことで
気持ちを新たにすることができるんです。
それは、自分自身のこれからにつながっていくことだからね。
そうして生きる力で書くことで身について行くんですよ。
先生に褒めてもらえそうなことを、ついついいい子になって、書いてしまう子もいるようです。ですが、子どもが本心を隠して文章を書いて、文章を好きになることも、また自分自身が好きになることもありません。
書いていくうちにどこか気持ちが安らぎ、
落ち着き、優しい気持ちになれたりすると、
それがきっかけでつらいことから抜けだせるかもしれません。
いや書けばきっと抜け出せます。
それは、あなた自身が変わっていくからなんです。
文章を書けば間違いなく変わっていける。
そういうためにも文章はあるんです。
他にも、なぞなぞ遊びから、心に触れる(琴線・きんせん)ことばを探し出したり、「楽しかった」で終わらないための、五感(視・聴・嗅・触・味)を使った作文の書き方など、読んでいって、楽しくて、為になるもの満載です。
小学五年生から、とありますが、お母さんが事前に読んでいて、やさしい言葉で置き換えたり、できそうなところだけ抜粋すると、低学年でも十分に使えそうです。2018年早々にいい本に出合いました。
最後に、一度も「つらい」と書かれていませんが、つらい気持ちが綴られている分を紹介して、今日のブログを終わりにします
母とけんかをした。
それからと言うもの、母はしばらく
口をきいてくれなくなった。
一緒にご飯を食べている時も、
お笑い番組を見ている時も、
二人とも、黙ったままだ。
いつもなら家族の笑い声が聞こえてくるのだが、
なぜか今日は静まり返っている。
ただ、テレビから笑い声が聞こえるだけだ。
それではきょうはここまで。またね~